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いつか未来は過去になる日が来てもひたすら甘く溶けあう
「そうじゃない…です」
真壁は項垂れながら呟いた
「婚約の騒動で俺の顔も見るのも嫌になったか?」
高杉の濡れたような眼差し、唇ですら艶めかしく見える
ドキッ
真壁は目を大きくも開き、高杉の顔を見つめた
頬も耳も真っ赤になり、額にジンワリ汗が出る
「俺はお前と結ばれてからずっと体の結びを強くしてきたつもりだ
好きな相手に愛された関係を簡単に忘れられるわけがない
流星を愛してるから忘れられない様に激しく愛し続けた」
高杉は真壁の手を取ると愛しそうにキスをする
「俺のそばに居て愛し合いたい
お前が拒んでも俺はずっとお前を信じさせたい」
「隼人…僕は…」
真壁はシャツを着てコーヒーを高杉に渡す
「ありがとう…」
高杉が礼を言うと真壁は優しく微笑む
「今日はタバコ吸わないんですね」
「ああ、タバコよりももっと良いものがあるからな」
真壁を抱きしめてキスを何度もする
「もう終わったつもりか?」
高須は怪しく笑う
ベットが軋む音
高杉は真壁を抱き抱え腰を支えながら上下に腰を動かす
「あ…ああん」
彼と一緒にいる理由を探すよりも先に心が求める
本気なのか
一時的な想いなのか分からなくなる
それすらも考えられないほどの悦楽を彼は与えてくれる
真壁は目が虚になって、高杉と対面でキスをする
高杉は真壁のシャツを剥ぎ取り抱きしめながら更に奥を突くと背中の汗が滲み、二人で甘い声を漏らす
「僕が覚悟が足りないばかりに…でも僕は隼人が居ないと生きていけないよ、最初から決まっていた」
隼人が僕のことをそんなに思っていたなんて…
こんなに熱い想いを語ってくれる日が来るなんて…
「これからも感じるといい、俺がどれだけ流星のことを好きか、、」
高杉は真壁の背中を覆うように強く抱きしめる
「もう、誰にも邪魔させない、隼人さんの全部は僕だけのもの」
真壁は高杉の顔を舐める
「俺も、、とっくにな」
体制を変えると、真壁を抱き抱え腰を支えながら上下に腰を動かす
「中で出したい」
嬉しそうに高杉が爽やかに笑うと熱いのが奥に当たって真壁は体を痙攣させて声を上げる
二人は果てると、高杉は真壁に寄りかかる
いつも強気の高杉が甘えるような素振りに真壁は嬉しくなる
「今度二人で一緒に旅行に行こう、、」
高杉は熱っぽい眼差しで誘った
真壁は涙ぐみながら頷く
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