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可愛いワンコ♡
「そんな…」
部屋に入ると廊下から少しづつ、服を脱がされ
ベットのところに着くとすでに二人は裸で抱き合っていた
「ちゃんと俺を見て」
高杉は真壁を抱き抱えると、そのままベットに押し倒した
腰を持ち上げるとそのまま彼の中に吸い込まれるように高杉のモノを挿入した
ギシギシッ
「ぃああ、…」
ベットが軋む音と共に真壁は声を上げる
「もっと、俺を見ろ」
高杉は真壁にキスをすると、叩きつけるように腰を突き立てる
ギシギシッ
「そんなに締め付けるな…」
高杉は対面に体制を変えると抱きしめつつ
「息ができない…」
吸う息ですら奪ってしまいたいと思うくらい何度も絡み合う舌の先
道中お互いに我慢していた想いの分が弾ける
ギシギシッ
高杉は真壁の肩を掴んで、思い切り腰を叩きつけ低い唸り声を上げながら
真壁の言葉を思い出す
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「もう…終わりに…したい…」
真壁の顔は涙でぐじゃぐじゃだった
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「離れたりするな…うぅ」
高杉は額の汗が頬に汗に流れ、真壁を見つめた
真壁は何度も頷き、高杉の胸に顔を埋めそのまま意識を失う
朝、真壁は目覚めると窓が白い霧で覆われていた
シャツを羽織り、窓を開けてテラスに出ると一面霧に覆われ幻想的な世界が広がっていた
このまま、隼人の二人きりだけの世界が続けばいいのに…
今日の旅が終わると、二人きりでいられる時間も少なくなる
婚約の件は回避できるのか不安材料の一つでもあった
「流星、急にいなくなるんじゃない」
真壁の後ろから高杉の腕で体を包まれるように抱きしめられ、後ろからキスをした
「いなくなっても、この体じゃ…な」
高杉が笑うと、真壁は自分の体を見て驚いた
全身隈無くキスマークが付いていた
「隼人、、もう、やりすぎ…でも嬉しい、ずっと隼人のこと好きだったから、入社してすぐ、、一目見て好きになった…報われないと思っていた恋でも諦めきれなくて…もう、そんな想いも今は…」
高杉の腕を強く掴み真壁は小刻みに震えた
「お前って本当、、相変わらず可愛いワンコだな」
高杉は真壁を抱きかかえ、再びベットに押し倒すと荒っぽくキスをする
「すごい嬉しいよ、流星、俺もお前の入社当初からずっとお前だけを見ていたよ、俺の特別はお前だけ」
「うそ…」
真壁は高杉を真剣に見つめた
「唯一、俺を振り回した…特別な存在だ」
高杉は起き上がり、バックから何かを取り出す
「お前に持っていてほしい」
高杉は鍵を真壁に手渡した
「これ、高杉さんの家の合鍵、、」
「そう、これで何度も俺の家に来てほしい、むしろ俺の家にいろ」
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