淫紋をつけられたカタブツ勇者と可愛い女魔王

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 もちろん、ダナートは必死でもがいて抵抗するが、まったく歯が立たない。  それどころか、うっかり魔法を使いかけて、淫紋に魔力を流してしまい、「うぅっ」と呻く。 「きゃあ」  リィアンが触手に持ち上げられて、可愛い声をあげた。そのまま、ダナートの真ん前に下ろされる。 「くっ……」  そんな声にも刺激を受けて、ダナートは唇を噛んだ。  彼の欲望はビンビンに勃っていて、痛いほどだった。 「おやおや、窮屈そうですね。楽にしてあげましょう」  触手がそろそろとダナートの腰を這っていき、ズボンを下穿きごとずり下ろした。 「や、やめろーーーっ!!!」  局部を剥き出しにされて、ダナートは真っ赤になって叫んだ。 「うわぁ……」  初めて見る生の男性器に釘付けのリィアン。  それは思ったより太く赤黒く猛り立っていて、先端からトロトロと透明な滴を垂らしていた。   「魔王様、苦しそうですから、触ってあげたらいかがでしょうか?」 「な、なに提案してるんだーーーっ!!!」  うろたえながらも、期待するように彼の屹立はピクピク震えた。 「ほら、待っているようですよ」 「そうなの?」
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