淫紋をつけられたカタブツ勇者と可愛い女魔王

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 ダナートの指がある一点を擦ったとき、リィアンの腰が浮いた。 「ここか!」  そこを集中的に攻められて、リィアンはまた軽くイってしまう。   「ダナート……、私だけ気持ちよくなってる……」  彼が額から脂汗を流していることに気づき、リィアンはそれを拭ってやり、彼に抱きついた。 「もう……挿れていいか?」  苦しそうに言うダナートに、リィアンは頷く。  余裕のないダナートはすぐ蜜口に己を宛てがい、ぐっと腰を落とした。 「んっ……」  リィアンの体に力が入る。  体を撫でて、それをなだめながら、狭い膣道をダナートの猛り切ったものが切り拓いていく。  淫紋のせいか、リィアンに痛みはなく、まもなく秘部が重なった。 「ん……リィアン、好きだ」  ロマンティストなダナートは射精感を抑え、リィアンに口づけた。  キュッと彼女の中が締まって、ダナートは呻いた。 「あっ……」 「ご、ごめん……!」  リィアンの中に熱いものが広がる感覚がした。  気持ち良すぎて、ダナートが堪えきれずに出してしまったのだ。  情けなさそうな顔をするダナートに、リィアンは微笑んで、口づけた。
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