浮気と勘違い

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「おはよ」 「凪沙…なんで?」 「夕べ、酔い潰れたからウチに皆んなで運んだんだよ」 布団の中を見ると二人とも下着をつけていない。            え?           マジか… 状況だけ考えると、どう考えても俺は凪沙と寝た。つまりヤッタってこと。 「もしかして…俺たち…」 「仕事でするより、やっぱりプライベートでする方が気持ちいいよ」           マジで?          どうしよう… 俺の頭の中はパニック。    記憶になくてもーーー浮気した?    また茉莉子と喧嘩になる。 「ごめん」 慌てて服を着て部屋を出た。    そこは昨日外呑みした公園の隣だった。 時計を見るともう昼。 ーー2時にに行くから。アパートにおってよ。 さっき来た茉莉子からのライン。
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