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高校2年生、それは私達の青くて甘酸っぱい青春の日々。
「「「「じゃんけーんぽん!」」」」
さぁ始まりました、恒例の飲み物奢り大会。本日の敗者は…サッカー部新部長の藤本 嶺二。
「くっそー、またかよ。3回連続だぞ?勘弁してくれよ。」
「嶺二くん弱ーい。紬、午前ティね。」
「俺は、カルピスで頼んだ」
「いつものサイダーでよろしくー」
毎日こんな風にじゃんけんで誰がメンバーの飲み物を奢るか決める美男美女達の姿に学年中の生徒が興味を示している。更にこの4人は各部活で活躍している新部長だ。男女学年関係なく大人気である。そのせいか私、鈴木 月華は広報部長として来月の学校新聞の内容として4人を取材することになった。
1人目は、サッカー部新部長兼エース、藤本 嶺二。
黒髪短髪で普段は無表情なのに、3人といると1番笑顔なので、多くの女子がそのギャップにハマっていく。
2人目は、茶華道部新部長、一之瀬 紬。
茶髪にふわふわロングヘアで、お嬢様みたい。同グループの野村 侑李と付き合っていることは周知の事実。しかし、小さくて守ってあげたい女の子として、男子から週5で告白されている。勿論、全てはっきり断っている。
3人目は、野球部新部長、野村 侑李
礼儀正しく誰にでも優しい。同グループの一之瀬 紬と付き合っていることは周知の事実。最近の悩みは、彼女に変な虫がつかないかということと、このままの成績では留年決定だということ。
最後に、テニス部新部長兼エース、松村 小麦。
ショートカットに彼女の名前をそのまま表したような健康的な小麦肌。私の小学校からの幼なじみ。強気でさっぱりした性格から、女子内でファンクラブがあり、毎日たくさんのお菓子や飲み物が小麦の元へ届く。
と、まぁこの学校の4大トップの取材することは、同学年でありながら話しかけるのに緊張感が半端ない。
嶺二が3人の飲み物を買ってきて、4人で話しているところにタイミングを見計らって話しかける。
「あのー、明日から順番に色々取材したいんだけど。」
「あー!月華ちゃん!紬から!紬からがいい!」
「おい、紬。鈴木が困ってるから黙ってろ。」
「そうだぞ、紬。鈴木さん、順番とかあるの?」
「えーと、小麦、藤本、野村くん、紬ちゃんの順番に予定してたけど、順番は変えてもいいよ。」
「お、私からか。私は初めでもいいよ。」
「えー、紬、最後ー?あ、でも、月華ちゃんといっぱい話せるから紬もこのままでいい!」
「俺らは別にいつでもいいよな」
「おう」
「それじゃ、この順番でよろしくね。小麦、明日の昼休みでいいかな」
「おっけー!お昼早く食べ終わすね」
こうして私は、4人の取材を開始した。
《松村 小麦の取材》
所属部活はなんですか?
_テニス部です。
新部長としてチームをどうしたいですか?
_学年を越えて一致団結できるようにしたいです。
また、一人一人が良い成績を残せるような練習を
していきたいです。
今年の目標、意気込みはなんですか?
_個人では全国大会で優勝することで、チームでは
より多くの人が、より多くの大会で成績を残すこ
とです。
好きな飲み物はなんですか?
_サイダーです。最近は炭酸水を常時持っていま
す。
最後に一言
_テニス部入部、お待ちしています。
「小麦は真面目だなぁ、全国私も見に行くからね!」
「お、月華が見に来るなら私頑張っちゃお!」
「さて、小麦のプレーで何人の女の子が落ちるかな」
「あはは、楽しみだ。んじゃ、取材頑張ってねー!」
《藤本 嶺二の取材》
所属部活はなんですか?
_サッカー部です。
新部長としてチームをどうしたいですか?
_練習から本番のように本気で取り組める練習をし
ていきたいです。
今年の目標、意気込みはなんですか?
_サッカー部全員で全国大会に出場して、優勝する
ことです。
好きな飲み物はなんですか?
_いちごミルクです。
最後に一言
_誰か俺にいちごミルク奢ってください。
「好きな飲み物がいちごミルクって意外だって言われない?」
「よく言われる。ていうか、鈴木、取材に好きな飲み物とかいらないだろ。」
「いや、毎日じゃんけんで決めてるの学年中が楽しみにしちゃってて、気になるみたいだったから。」
「へー、でも、誰にも言うなよ。」
「それってどういう意味よ。」
「そういう意味でしかねーだろ。」
「なるほど?」
「絶対分かってねーだろ。まぁいいや。取材頑張れよ。」
《野村 侑李の取材》
所属部活はなんですか?
_野球部です。
新部長としてチームをどうしたいですか?
_学校生活と部活のメリハリをつけていきたいです
。野球部は、元気な人が多いので。
今年の目標、意気込みはなんですか?
_甲子園で優勝することです。個人的にはもっと体
を作っていきたいです。
好きな飲み物はなんですか?
_カルピスです。
最後に一言
_誰か勉強教えてください。
「野球部ってなんであんなに面白い人が揃うんだろ。」
「全然分からない。毎日楽しくていいんだけどね。」
「野球にカルピスって青春だよねぇ」
「青春といえば…鈴木さん、嶺二から何か言われた?」
「言われたけど、どういうことか知ってるの?」
「おー、あいつ言ったんだ…鈴木さんって鈍いんだね。」
「2人してなんなのよ。」
「後でわかるから。とりあえず取材頑張って。」
《一之瀬 紬の取材》
所属部活はなんですか?
_茶華道部です。
新部長として部活をどうしたいですか?
_穏やかな心を忘れずに常に美しくありたいです。
今年の目標、意気込みはなんですか?
_たくさんの場所で外部活動をしてみたいなと思っ
ています。
好きな飲み物はなんですか?
_紅茶です。最近は、午前の紅茶にハマってます。
最後に一言
_お茶菓子もあるので是非お茶しに来てください。
「月華ちゃん、月華ちゃん!月華ちゃんは飲み物何が好きなの?」
「私?私は、ぶどうジュースが好きかな。」
「ぶどうジュースか。分かった!嶺二くんに言って買って貰っておくね!」
「なぜ藤本?」
「え、だって、月華ちゃん、嶺二くんのこと好きでしょ?」
「いやいやいやいや、私が藤本を?ないない!」
「えー、紬は結構お似合いだと思うんだけどなぁ。」
「あはははは…」
少し気になる部分はあるが4人の取材が終わった。
次の日、学校に行くと私の席にぶどうジュースが置いてあった。私は紬ちゃんが置いたものだと思い、
「紬ちゃん、わざわざ買ってきてくれてありがとう!」
と、言ったのだが、藤本を除いた3人は大笑いし、藤本は顔を真っ赤にしていた。
「月華ちゃん、昨日言ったじゃん!買ってきたの紬じゃないよ。嶺二くんが月華ちゃんにって買ってきたんだよ。」
「そうそう。昨日紬に、月華の好きな飲み物何だった、って聞いてたもんねぇ。」
「鈴木さん、良かったら嶺二が買ったぶどうジュース貰ってくれないかな。」
確かに言っていたかもしれない。そんな事を言われたら貰うしかない。肝心の藤本は顔が真っ赤のまま、
「良かったら飲めよ。」
と、言ってこちらに背を向けた。その光景が面白すぎて、私は思わず吹き出してしまった。そして、
「藤本ありがとう。美味しくいただきます。」
と、言ってその場を離れようとした。その瞬間、
「前から言おうと思ってたんだけどさ、月華もこのグループに入って欲しいんだけど。」
と、いきなり小麦が言い出した。すると、
「紬も!紬も月華ちゃんと一緒がいい!」
と、紬ちゃんも後に続いた。
「私は喜んで。だけどあの二人はそれでいいのかな。」
「いいよ、いいよ。俺らも鈴木さん大歓迎だよ、な、嶺二」
「あぁ、そうだな。」
男子2人も賛成したので私はあっさり4人のグループに仲間入りしてしまった。
それから数日後
私達はいつものように飲み物奢り大会をしていた。その日は私が負けて、みんなの分を買いに行っていた。全員分の飲み物を買い、教室に戻ろうとしていると、いつもじゃんけんを見守っている隣の教室の人達が、
「最近、あのグループに新しく"鈴木 月華"って子が入ったみたいだけど、浮いてるよね。」
「私もそう思う!今までのあの4人だから推してたのに、なんか残念。」
と、話しているのを聞いてしまった。まぁ、当たり前だよな、と、前までの私だったら思えたはずなのに、なぜか涙が出てきた。更に、腕に飲み物を抱えているのを忘れていて手を離したため、紬ちゃんのペットボトルが廊下に落ちてしまった。ポトッと頼りなく落ちたペットボトルは横たわったまま、私はしゃがみこんでしまった。その様子を見て、クラスメイトが小麦達を呼んできたみたいだ。4人が駆けつけてきた。そして、泣いてる私を見て、
「え、月華どうしたの?そんなにジュース重かった?私持つよ?」
「紬、別に落としても気にしないよ?だから、泣かないで?」
と、2人は声をかけてくれた。でも、そんな優しい2人に言わなくてはいけない事がある。
「紬ちゃん、小麦、やっぱり…」
私がそう言いかけた時だった。
「お、おい、嶺二やめとけって!」
そう言う、侑李くんの声が廊下中に響き渡った。気づけば、藤本が隣の教室に入って、さっき話していた人達に向かって、
「おい、なんでお前らが俺らのグループの事残念がってんだよ。別に、お前らの為にグループ組んでるわけじゃねーし、鈴木は俺らが勝手に入れたんだから文句あんなら俺らに向かって言えよ。」
と、怒鳴りつけていた。そう、藤本は、私が泣いていた理由が分かっていたのだ。その瞬間、私は胸が締め付けられた。さっきよりも大泣きしている私を見て、藤本は戸惑っているようだった。
「藤本、ありがとう。」
私は藤本にお礼を言った。すると、藤本の顔はまた真っ赤になり、
「別に、助けたわけじゃねーから。」
と言って、教室に戻って行った。
その様子を見て、
「嶺二はツンデレだなぁ」
と、侑李くんは言って藤本の後を追いかけた。
紬ちゃんと小麦はというと、
「ほんっとにありえない!うちの月華をいじめるなんて!」
「紬も怒った!紬、月華ちゃんの事大好きなのに!」
と、2人は2人で慰めてくれた。
それから私はまた、4人と一緒にいることになった。
時は流れ、季節は青空に紅葉の黄色や赤が映えて夏と秋の境がつけにくい頃になった。
今日はと言うと部活動の写真を撮りに行く日だ。私の学校では、16の運動部と13の文化部が活動している。1人でで回るのは到底無理なので、広報部6人で、2日に分けて回ることにした。私の担当は、サッカー部、テニス部、野球部、茶華道部、箏曲部の5つになった。初日の今日は、サッカー部と茶華道部の2つだ。早速、サッカー部が練習しているグラウンドに向かう。
「藤本ー、広報紙に載せるサッカー部の写真撮らせてもらいにきたー。」
「おう、鈴木か。勝手にどんどん撮ってくれて構わないから。」
許可を貰って写真と撮る準備にとりかかろうとした時に、
「藤本先輩ー、あの人が例の人ですかー?」
と、1人の後輩が藤本に話しかけているのが耳に入った。
「先輩が惚れる理由が分かりましたよー。綺麗な人ですね。僕、好きになっちゃいそうです。」
…喜んでいいのか。まぁ褒められたのは悪いことじゃないから良しとしよう。私は、カメラを手にした。
「それはダメだ。」
藤本の声がグラウンド中に響いた。私や後輩は勿論、グラウンドで練習していたサッカー部員や野球部員までもが藤本を見た。藤本は、自分が思った以上の大声を出してしまったことに気づき、顔を真っ赤にしていた。注目の原因を作ってしまった後輩は、
「先輩、冗談ですって。僕、応援してますから。」
と、言い、そそくさと他のサッカー部員の元へ走って言ってしまった。
藤本の発言の意味にやっと気づいた私は、藤本と同じように真っ赤になってしまった。恋愛に鈍い私の心臓はかつて無いスピードで脈を打っていた。
お互い真っ赤になり、気まづさを感じながらも2人は自分のやるべき事をこなす為に持ち場に戻った。
次の茶華道部では、お茶を入れてくれたりお茶菓子を出してくれたりしたらしいが、写真を撮ったかすら記憶になかった。紬ちゃんも何か話しかけてくれたようだが、全く思い出せなかった。
その日、家に帰ってから私は、今までの藤本の言動を思い返してみた。私の為にわざわざふどうジュースを買ってきてくれた事、隣のクラスの子に何か言われた時に助けてくれた事、これは聞いた話だけど、体育で私が貧血で倒れた時に保健室までお姫様抱っこで運んでくれた事など、少女漫画のような事ばかり起きていた事に気づいた。なぜ、私は今まで気づかなかったのだろう。少女漫画なら、もう付き合っているであろうこの時期まで気づかなかった私は、なんて情けないんだろう。野村くんや紬ちゃんの言っていたこともやっと意味がわかった。気づいてしまった以上、今までのようには接することが出来ない。明日からどうしよう。そんなことを考えているといつの間にか日が明けて、部屋のカーテンから明るい光が差し込まれていた。
寝不足状態のまま学校へ行くと、朝練が終わり校舎に入ろうとしている小麦と会った。小麦は私の顔を見ると、
「月華!あんたなんて顔してるの!くま酷いよ?」
と、駆け寄ってきたので、昨日あったことを全部話した。すると、
「それは、恋だね。両思いだってわかってるんだから告白しちゃえばいいじゃん。」
と、背中を押されたがあまりに眠過ぎてほとんど聞いていなかった。
教室に入ると、窓側に紬ちゃんと野村くん、藤本がコソコソと何かを話していた。不思議に思った私達は、3人に近づき驚かすことに決めた…が、その計画は水の泡になった。なぜなら、紬ちゃんが私達の気配に気づいてしまったからだ。私達に気づいた紬ちゃんは、焦った様子でまだ気づいていない2人に話しかけ、笑顔で駆け寄ってきた。
「おはよう、小麦ちゃん、月華ちゃん。」
「「おはよう」」
私達は挨拶がハモったが、今はそんなことより…
「紬、さっき3人で何話してたの?」
私が聞こうとしていたことを小麦が先に言ってくれた。すると3人は、
「「「何でもない、何でもない」」」
と、紬ちゃんと野村くんはニヤニヤしながら、藤本は動揺するように目を泳がしながら言った。私達は、その話題がとても気になっていたけれど、それ以上は深く聞かなかった。
その日の放課後は、野球部、テニス部、箏曲部に行った。
野球部では、昨日のグラウンドで起きたことが話題になっていた。そのため、私は野球部員に質問攻めにされるという立場逆転劇が起きてしまった。野村くんに助けてもらいながら何とか野球部を後にした。
テニス部では、相変わらず小麦のファンの子がキャーキャーと騒いでいた。この前よりも人数が増えただろうか。勿論、その様子もきちんと写真に収めた。というか、ファンの子達が多すぎてテニス部の所まで辿り着けなかったのだが。
テニス部を諦めた後、最後に箏曲部に向かった。
箏曲部は今年2年生が1人で廃部ギリギリだったのを元ヤンで有名の1年生5人が入部し、全校生徒と先生の前で演奏し部活存続を許されたこの学校で最も古い部活である。琴をやり始めてからまだ3ヶ月ほどしか経っていないのにもう基礎を固めている。個人的に気になっていた部活動なので、取材もさせてもらった。
担当の部活を全部終えたところで、下校時間になったので教室にカバンを取りに行った。すると、教室に人影が。おかしいなと思いながら教室に入ると、部活に行っていたはずの藤本がそこにいた。その瞬間、私の心臓はこの間とは比べ物にならないほど速く脈を打ち始めた。そう、私は今の状況を理解するよりも先に直感で感じてしまったのだ。状況理解が遅れてやってきた頃には、私の心臓は今にも口から飛び出しそうな勢いだった。それは、藤本も同じようで、沈黙の時間が流れた。それから何分も経って施錠の放送が流れた。ふと、我に返った私は、今の雰囲気に耐えきれず教室を出ようとした。その時、
「月華!」
今まで名前でなんて呼ばれたこと無かったのに。本当に心臓が口から出てくるかと思った。
「な、何?」
この時以上の緊張なんて、人生に何度もあるものじゃない。私は、身構えた。
「俺、俺な…」
貯めないでいいから早くしてくれ。このままでは心臓がもたない。
「少女漫画見たくなっちまうけど、俺、月華が好きだ。俺と付き合って欲しい。」
ほんとに少女漫画かよ、と心の中で突っ込む余裕もなく私は反射的に
「よろしくお願いします」
と、言っていた。2人の頬を赤い太陽が照らしている。急にきたこの暑さは未だ残る残暑のせいだろうか。それとも…。
暑かった私達は、昇降口の自販機で飲み物を買った。選んだのは勿論、いちごミルクとぶどうジュース。とことん甘い2つは今の私たちにあっているだろう。ザァーと生暖かい風が吹いた。
翌日、どこから嗅ぎつけたのか教室に入るとクラスメイト達が集まってきて口々におめでとう、おめでとう、と祝福の言葉を浴びせてきた。朝練から帰ってきた小麦達にも、もみくちゃにされた。周りの方が盛り上がってしまったおかげで、私は冷静になれた。藤本はと言うと、そっちもそっちで、男子達に祝福されていた。その光景を微笑ましく見ていると、藤本と目が合ってしまった。恥ずかしすぎて、目を逸らしてしまったが、足音が近づいてくる。チラっと顔をあげると、自分より身長の高い藤本の顔が目の前にあって倒れそうになった。案の定よろけてしまい、本気で倒れるかと思った時、腕を引っ張られた。引っ張った主は笑いながら言った。
「意外とドジなんだなぁ。おはよ、月華。」
ドジだと言われたことと名前呼びになったことに恥ずかしさを感じたので、私は、
「おはよう、嶺二!」
と、名前呼びで返してあげた。すると、まさかやり返されるとは思っていなかったのか、嶺二は、顔を真っ赤にしていた。
「朝からお熱いなぁ、お二人さん。」
「ちょっと、邪魔しちゃだめだよ。侑李くん。」
「紬と侑李も付き合いたて、あんなんだったけどねぇ?」
そんなことを言いながら、3人も集まり今日もまた始まった。
「「「「「ジャンケンポン!」」」」」
私達が付き合って何年が経っただろう。私が今好きな飲み物はジンジャーエールに、嶺二はメロンソーダに変わった。あの頃のように甘いだけでなく、今ではお互いに刺激し合っている。あの年の夏と秋の境界線は私達の新しい関係への境界線にもなった。
これは私達の青春の思い出
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