プロローグ

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プロローグ

パチパチパチパチ 拍手が鳴り響く。舞台の上を見つめている我が子の瞳はキラキラと輝いている。 「ふぁ〜!!!すごいっ!すごいね!かなにもできるかな?!」 「できるよ。きっと。だって花奏(かなで)は僕たちの娘なんだから」 「うん!かな頑張るね!」 僕はうなずく。隣を見ると放心していた息子、楽斗(がくと)が復活していた。 「!!父さん。俺も頑張りたい」 およよ?楽斗もやる気だなぁ。僕も頑張らないとね。 「よし。2人とも頑張ってね。そろそろお母さんのところに行こうか」 「「うん!」」 なんて、将来あんなことになるなんて想像もしていなかったのさ。
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