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「あのね。僕今待ち合わせしてて、あ、きたきた。あの子だよ!」
ん?あれは……青葉響己?いや。うそだよね。見間違えだよね。だって青葉響己だもんね。
「響己ー!はやく!」
あ、おわた。これ本人だわ。
「何?律…ん?こいつは?」
「ふふん!僕のかわいいいもーーーー」
「幼なじみです。家が隣で!」
「ふーん。律にそんな子いたの?」
「え?う、うん!そうそう!幼なじみ!」
あぁー。兄さん嘘下手すぎだよぉ〜。バレちゃうよ!
「…。まあ律がそういうならそうか。んで、お前の名前は?」
あれ?兄さんと私のとき、態度違くない?
「………。か…葉月花奏…です…」
「そ。俺は青葉響己。そこにいる律の大親友。」
「そ、そうですか…」
私なんか嫌われてる…?!何かしたっけ?!
しかも自分が聞いたのに!私と青葉くんの間に険悪なムードが現れる。
そして、突如光が現れる。
「ん〜??それじゃあ3人で帰ろっか!」
ー ー ー ー ー
きっ気まずい!何も話さない!よし!ちょっと別れよう!
「ねぇ。兄さ…律くん。私こっちだから、またね」
「え?花奏ちゃんはこっちでしょ?」
ピュアめ!キラキラした目で見つめるな!あと!青葉くんの視線が痛い!痛いよ!空気を読んで!お願い!
「え、えーと。私、買い物があるから…ね?」
「あ、そっか!じゃあまた明日!」
よし!うまくいった!買い物もあながち間違いではないし。
「あ、俺も買い物して帰るよ。律、バイバイ」
うおぉ〜い!お前もかぁ!やばい!兄さん!助け…て?
あれ?兄さ……ん?あ、律くん?もういいわ!心の中でも律くんに変えるわ!どこいったんだろ?
「青葉くん、律くんは?」
「ん、おぉ〜」
んん!わからん!日本語を喋って!
「青葉くん?」
「あ?帰ったよ」
態度が…悪い!これが素?
「えっと。買い物してくんだよね?」
「ああ。」
会話が!続かない。私の周りおしゃべりな人ばっかだったからなぁ。気まずい。
「おい。」
「はい?」
「お前は律の何?」
「幼なじみですけど…」
急にどった?話の脈絡がわからない…。
「でも、俺あんなデレデレの律見たことねぇけど。もっといつもシャキッとしてんじゃんか」
あぁー。それは同意。人の前だとちゃんとしてるよね。親戚のとこだとデレデレというかふわふわしてるけど…。
「まぁ…。」
「だからよ?お前がなんか知ってんじゃないかと思ってな?」
ぎくり。
「でも律が教えてくんないってことはダメってことだから聞かんけど、許可もらったら、なんとしてでも聞くからな。」
えぇー。後で律くんに釘刺しとかないと。
「そんじゃあ、俺、こっちだから。また明日な。葉月」
お、お前から名前にランクアップした。よし、スーパー行って帰ろー。
by作者
いやほんとにキャラ崩壊してないか?
頑張ってこれから修正していきます。
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