序章

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 追い詰めるためなら、ターゲットの周りに潜入するのも(いと)わない。  ある人は言う。  ――よろず屋ななつ星は、マスコミよりタチが悪い。  またある人は言う。  ――よろず屋ななつ星の人がすぐそこにいるかのように追い詰める。  ――全ては正義のため、依頼人の無念や悔しさを晴らすため、世の中の理不尽さに立ち向かうため。  そのために、よろず屋ななつ星が存在するのだから。  では、正義の制裁物語の始まり始まり――。
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