【完結】別れのカタチ

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彼は続ける。 「俺は君とずっと一緒にいたい。本当に…でも、いろんなことが君のストレスになるなら…」そう…なんとなく含みを持たせたメールが来た… 私は、その時の感情のままに返信する。 頭を冷やせば…今思えば、ひと呼吸、置けばよかったのかな… ここが私の悪いところでもあるけど。 「うん…ストレスを感じる。あなたは少し…無神経、だよね」 そんな、短い文面を返した…。彼を傷つけるのがわかっていて… あなたの性格なら、この後にくる返信は、なんとなくわかっていた。 「わかった。じゃあ俺、消えるよ…君の前から。」 やっぱりだ… そして、私はいつもあなたのことが心配になって、数日経って、元気かどうか、ついメールしてしまう…いつもその繰り返し…。 今までの喧嘩が、すべてそうだったから、私にはわかる。 でも、今回は違う…。 私はあなたに、もう返信しない。 「はい。」 私はそう、一言だけ返事をして、彼のメールアドレスを削除した。 だからもう、私から彼にアクションを起こすことはできない。 アドレスを残したままだと、未練が残る。 そしていつもの繰り返しになってしまうから。 それからもう、今日で1週間。 あなたからの連絡はない。もちろん、私からも連絡はできない。 これで、きっと終われる。そんな気がする。 私は最後の最後に、あなたを言葉で傷付けた。 あなたに浴びせた、無神経だという発言。 きっとあなたは、今までにないほど、ショックを受けている。 でも…多分  …  あなたは…
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