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子供との再会
【未来side】
もうすぐ、夜の8時になろうとしている。
ドキドキ。
パパが電話をするとすぐに連れて行くといったらしく来るんだって。
ピンポーンとチャイムが鳴り、オートロックを解除。
再度なり、パパが迎えに行くと―――――
バタバタと足音をさせ入って来たのは———
「ママ―」
大きくなった我が子の優真。
優真は私に飛びついて来た。
ギュっと抱き着くから玲はとっさに離れた。
「ママ、あいたかった」
「優真、ごめんね」
ギュっと抱きしめた。
ずっと子供を取られてから、男なんてこの世からいなくなればいい。
こんなに悲しい想いをするならと思っていた。
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