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「先生、私、課の先輩にもそして社長にも知られると思うんです。
だから続けるのは難しいと思うんです」
「姉貴、親父は彼女は辞めさせねぇよ」
「そうね・・・仁。
パパが今回の件を知っても動じないわね。
ねぇ、未来ちゃん、少しだけしか私も玲ちゃんも知らないけど過去を話してみない?」
えっ、過去を話す?
すべて。
「晴馬は精神科も専攻してて、精神科医でもあるの。どうかな?」
「私も少しだけど知って守りたいのに守り切れてない。
傍にいるから話してよ・・・未来。」
「俺の付けてた香水が過去に関係してると知って、やめたんだ。
どんな未来ちゃんでも、俺は受け入れるよ。
ちゃんと、これから、配慮するって約束する」
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