まさかの展開

3/20
前へ
/34ページ
次へ
『それでも、未来は一番苦しんでいたのよ。』 きっと玲ちゃんは告げないと思った俺はその場を離れる為、行き先を告げた。 「仁、今は玲ちゃんが一番辛いだろうな」 「だな。未来ちゃんの苦しみを一番、見てるからな」 だが、これからどうすればいいんだろうな。 とりあえず、迎えに行き、その場は乗り切った。 マンションに居たらマズいから俺の部屋に行って貰った。 車から荷物を出してると、『あの、今は、未来さんは戻られましたか?』と玲ちゃんの男と父親らしい男がいた。 「君は確か、玲ちゃんの。玲ちゃんは?」 「はい。玲は何も言わないので、家に送って戻ってきました」 「そう、未来になにか?」 「未来さんとの関係は・・・」 俺はクスッと笑い『フィアンセだけど』と言ってやった。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加