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『それでも、未来は一番苦しんでいたのよ。』
きっと玲ちゃんは告げないと思った俺はその場を離れる為、行き先を告げた。
「仁、今は玲ちゃんが一番辛いだろうな」
「だな。未来ちゃんの苦しみを一番、見てるからな」
だが、これからどうすればいいんだろうな。
とりあえず、迎えに行き、その場は乗り切った。
マンションに居たらマズいから俺の部屋に行って貰った。
車から荷物を出してると、『あの、今は、未来さんは戻られましたか?』と玲ちゃんの男と父親らしい男がいた。
「君は確か、玲ちゃんの。玲ちゃんは?」
「はい。玲は何も言わないので、家に送って戻ってきました」
「そう、未来になにか?」
「未来さんとの関係は・・・」
俺はクスッと笑い『フィアンセだけど』と言ってやった。
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