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「なら、教えてくれよ。その日、何をするか」
「ヤダ。ないしょだもん」
「チェッ」
拗ねてみてもダメだった。
とりあえず、風呂から上がり寝かせる。
未来ちゃんは不安そうな顔だから、元気づけて2人で飲んで寝る。
・・・そして、父の日。
未来ちゃんと一緒に優真の保育園に向かう。
「ほら、リラックスして、深呼吸」
『スーハ―』と深呼吸しながら『大丈夫』って言いきかせてる。
クスクスと笑うと『なんで、笑うの』と拗ねた。
「ごめんごめん。でもやっと俺達、優真の保育園に行くなぁって思って。
母の日は行けなかっただろ?優真もお休みしてたし・・・その日」
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