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少し話があると言うので園長室に。
「お話とは?」
「ご家庭の事情は伺っています。
保育園の行事などは、これからは、お二人が?」
「まぁ、出来る限りですが・・・」
「それが平日の場合は、参加可能ですか?」
「平日ですか?」
「仁さん、私1人は・・・それにお休みだって」
「わかってる。まだ、私達が籍に入ってはないんですが、それに、今、彼女は病気もあって園に1人は無理なのと新入社員で、有給がないんで難しいかと・・・」
「そうですか・・・優真君は誕生日が4月ですが、毎月、お誕生日会があって保護者さんに毎回参加して貰ってるんでどうかと思ったんですが」
今まではひい爺さんかひい婆さんが来てくれたのだろう。
すると『仁さん、私、忘れてた。どうしよう』とパニックを起こした未来ちゃん。
「仕方ないだろ?その頃は、別々だったんだ。
今夜、お祝いしような」
落ち着かせ『また、考えます』と返事し、優真のクラスにいった。
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