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「急にどうしたんだよ」
「晴馬君にお祝いすると聞いてね。ちょうどいいし、お祝いに来たんだよ。
確かに今日じゃないだろうが、今まで我慢してたんだ、祝ってやりたいと思ったんだ」
「兄貴」
「悪い、仁。社長に報告を頼まれてたんだ。」
謝る晴馬兄さんにも驚いたけど、夫人は『もう、可愛い。パパのママでお婆ちゃんよ』と抱きしめてて・・・。
玲は『良かったね。常務の話しは本当だね』とクスッと笑った。
優真の6歳の誕生日会は無事に終わった。
すると夫人であるお義母さんも片付けを手伝ってくれながら『今まで辛かったけど、これからは仁に甘えればいいんだからね』という。
「ほんと、ありがとうございます」
こんな私を受け入れてくれて・・・。
まだちゃんと答えも出してないって言うのに・・・。
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