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玲が、『自分達だけで、楽しんで』と言って私達は買い物して帰った。
マンションまで『気にしないのよ』と言って帰って行った。
家事をしながら、優真が帰って来るのを待った。
「ただいまぁ」
「おかえり、優真。お爺ちゃん、ありがとう」
「じゃあ、明日な」
お爺ちゃんが帰ると、優真はテレビを見ている。
その間に、夕食を作る。
そして、仁さんが帰って来ると夕食とお風呂。
優真を寝かせると―――仁さんが『帰りに何があった?』と聞いて来る。
「一応姉貴に聞いた。親父が姉貴に言って、姉貴が玲ちゃんに聞いたらしい。
それでも、俺は未来ちゃんから聞きたい」
「仁さん・・・私・・・」
涙が溢れるだけで、話せなかった。
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