女の嫉妬

3/14
前へ
/28ページ
次へ
玲が、『自分達だけで、楽しんで』と言って私達は買い物して帰った。 マンションまで『気にしないのよ』と言って帰って行った。 家事をしながら、優真が帰って来るのを待った。 「ただいまぁ」 「おかえり、優真。お爺ちゃん、ありがとう」 「じゃあ、明日な」 お爺ちゃんが帰ると、優真はテレビを見ている。 その間に、夕食を作る。 そして、仁さんが帰って来ると夕食とお風呂。 優真を寝かせると―――仁さんが『帰りに何があった?』と聞いて来る。 「一応姉貴に聞いた。親父が姉貴に言って、姉貴が玲ちゃんに聞いたらしい。 それでも、俺は未来ちゃんから聞きたい」 「仁さん・・・私・・・」 涙が溢れるだけで、話せなかった。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加