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ソファーに座り、切り出した。
「親父、お袋、俺達、入籍する」
「ほう、やっと、決めたのか?彼女の家には・・・」
「この後か、明日、行くつもりだ」
「未来ちゃんは、いいのか?」
未来ちゃんは、俺を見て頷いた。
「はい。仁さんが必要なので」
「パパ、未来ちゃんを虐めないの。
やっと妹が出来たんだから・・・」
姉貴に『そうですよ。孫もね』とお袋も言う。
「あっ、これ、忘れてました」
未来ちゃんが手土産に用意したケーキを出した。
親父も『優真君、爺ちゃんにおいで』と優真を抱っこしている。
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