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「未来、よかったな。安心した」
「お兄ちゃん」
お兄ちゃんはほんとに『おめでとう』って喜んでくれた。
「しかし、よく懐てるな」
「うん、私より懐てる気がする」
優真は仁さんの膝に座り食べてるからね。
車だから、パパの相手は断った。
泊まってもいいけど、保育園の用意もないからって。
また今度泊りがけで来るって・・・。
だって優真は、実家にも来たことも、泊まった事もないんだから。
両親が会うのは、お爺ちゃん達の家だけだったから。
「いい会社に入っただけでも驚いたけど、いい男見つけて羨ましいぞ・・・」
「お兄ちゃんの彼女って、どんな人?」
優しい人ならいいな。
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