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「き、綺麗」
「気にいってくれた?」
「もちろんです。夜景を見てもいい?」
「あぁ」
椅子を立ち、窓際に立つと、キラキラと街並みが見えて———綺麗だった。
「これからさぁ、付き合ってまだまだだけど、優真も含めて、家族になろう」
いつの間にか横に並んでギュっと抱きしめられた。
「うん。私も強くなりたいな」
「強くなったら、俺が守れるの少なくなりそうだな」
仁さんは笑いながら呟いた。
すぐにワインや料理が運ばれて来て、美味しくいただいた。
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