第8話この世から男なんていなくなればいい

一生に一度のプロポーズ

【仁side】

「あっ、パパ、ママ。」

風呂上がりの優真が俺達に気がついた。

未来ちゃんが抱きしめ、そして俺も『ただいま』と抱きしめた。

「おかえり」

兄貴も上がり、未来ちゃんと姉貴が入りに行った。

女同士で入るとかで・・・。

「早かったな」

「まぁな。」

「プロポーズ、上手くいったんだろ？」

「当たり前だろ・・・兄貴」

「義理でも妹が出来るんだな」

「あぁ、さぁ、優真、寝ような」

「えぇ・・・」

風呂上がりの水分補給して言えば嫌がる。