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「優真の気持ち?」
「うん。優真はずっと1人で待ってたんですよね。私達が迎えに来るの。
なのに、自分達の都合ばかり優先してるんじゃないかって・・・」
「確かにそうかもな。
だから、入籍は運動会後にしようか」
「でも・・・」
優真はすぐになりたいんだしって言うと、『運動会の日の帰りに、3人で出そう』と言ってくれた。
「それまでに優真の養子縁組の手続きを、うちの顧問弁護士に作成してもらってさっ」
「いいの?」
「あぁ、昨日はごめんな」
結局、仁さんが折れてくれるかたちになった。
昨日の分もとか言って愛されました。
それも何度も何度も愛されて、不安とか全部なくなって、スッキリとした気分に。
そのまま2人で私の部屋で眠ってしまった。
・・・翌日、仁さんも一緒に起きて、私が準備してから朝食の用意中に準備し、優真を起こしに行ってくれた。
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