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「でも、私、知らなくて・・・。
でも最後は、見れたしよかったじゃない。優真は喜んでるわよ」
「そうかな。「そうだぞ、優真はずっとママやパパに見せたかったんだぞ。
だから、パパやママに見て貰えて張り切るぞ・・・あいつはな。」
お爺ちゃんの目線の先には、スタートラインに立つ優真の姿があった。
「優真、頑張れ」
声を大きく張り上げた。
「キャァ」
誰かのお父さんに押されこけそうになったんだけど『危ねぇ』と支えてくれたのが、禅さんだった。
「わりー、急に触れて」
「いえ、助けてもらいました」
あのままだったら後ろから転んでいた。
「未来、大丈夫。」
「うん、禅さんに助けてもらって、あっ、優真が走る」
心配してくれた玲と禅さんで応援した。
優真は2位だったけど、頑張ったね。
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