♯1 魔王の娘は勇者と熱愛チュー✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕

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♯1 魔王の娘は勇者と熱愛チュー✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕

 豪華なスイートルームのベッドの上で若い男女二人が抱き合っている。    ほとんど二人は裸に近い恰好だ。  男性は、勇者ジャスティン。  そして女性は魔王の娘ジルだ。  どちらも若く美しい。ベッドに横たわっているだけで絵になる。 「ねえェ……、ジャスティン!!」  魔王の娘、ジルはしなやかな身体を勇者ジャスティンへ絡ませるように甘えた。  今にもキスしそうなくらい唇を寄せていく。甘い吐息が勇者の心を揺さぶっていった。 「抱きしめてェ……」  美少女の大きくブルーの瞳が妖しく光りを帯びていた。  ロリータのようにあどけない顔をしているが、真っ赤な唇が妙に(なま)めかしい。 「おい、ジル!! ヤバいぜェ……!!  こんなトコを魔王に見られたら!!  間違いなくオレは殺されちまうよ!!」  勇者ジャスティンは苦笑い浮かべ、多少遠慮がちだ。 「なによ。パパなんか、ぜんぜん怖くもないもん!!」  だが魔王の娘、ジルはあくまで強気だ。  強引に勇者へ迫っていく。 「いやいや、ちょっと待ってくれよ!!」  いつもは(いさ)ましい勇者もアグレッシブな美少女にはタジタジだ。 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
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