♯2 魔王の娘は勇者と熱愛チュー✨💕

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♯2 魔王の娘は勇者と熱愛チュー✨💕

 魔王の娘ジルは強引に迫っていく。   「いやいや、ちょっと待ってくれよ……」  いつもは(いさ)ましい勇者もアグレッシブな美少女にはタジタジだ。 「フッフフ……、なによ。そんなに、パパが怖いのォ?!」  ジルは、ほぼ全裸に近いカッコウだ。妖しいほど白い肌が(まぶ)しい。   「いやいや、どっちかッて言うと、魔王よりもジルの方が怖いよ……」  堪らず勇者は苦笑いを浮かべ腰を引いた。 「あァ〜ら、意気地なしねえェ……。  さあァ、ジャスティン!!  キスしなさい!!」  構わず、美少女は勇者へ抱きついてきた。  柔らかな胸の膨らみが勇者の胸板でグニュゥッと形状を変えた。 「いやいや、ボクは勇者だよォ……!!  ジルのパパ……、魔王と闘わなきゃならない宿命なンだァ!!」 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
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