♯3 ジルのパパは魔界の魔王!!

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♯3 ジルのパパは魔界の魔王!!

「ボクは勇者だよォ。ジルのパパ……。   魔王とは、闘わなきゃならない宿命なンだァ!!」 「フッフフ……、大丈夫よ!!  パパは見かけだけで、だから。  勇者ジャスティンには、ぜんぜん叶わないわ!!」 「ハッハハ……、良いのか? そんな事を言っても?!  仮にもジルのパパは魔界の魔王なんだぜ!!」 「良いのよ!! 魔王(パパ)なんてお飾りみたいなモノだから!!」  ジルは、いたずらっ子のように。 「フフ……、じゃァ、ボクがジルのパパを倒しても良いんだねえェ……!!」  肩をすくめ勇者は、苦笑いを浮かべた。 「えェ、ご自由に!!  二度と大きな口を叩けないようにボコボコにしちゃってェ……!!  さぁ……、キスしてえェ……」  ゆっくりと目を閉じ、甘えるようにキスを催促した。 「フッ、まったくワガママで毒舌家のお姫様だな。  ジルは!!」 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
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