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♯5 我輩はパシリかァ〜✨🤬✨✨💢
『ヌッハハハァ……、勇者ジャスティン!!
我輩の愛娘ジルに手を出そうなど、百億年……、いや百兆年早いわァ……!!』
「うゥ!! クソ爺ィー……?!」
愛娘のジルは目を丸くしてつぶやいた。
『だッ、誰がクソジジィーじゃァ……!!
ジル!! ちゃんと、お父様と呼べ!!
魔王降臨じゃァ……!!』
大げさにポーズを取ってみせた。
「なに、威張ってるのよ!! ドアをブッ壊して!! ちゃんと直しなさいよ」
『いやいや、我輩は壊すの専門の魔王じゃ』
「どっちでも良いから、そうだ!!
じゃあァ、パパ!! ちょうど来てくれて良かったわ!!
近くのコンビニで今週号のジャ○プ買ってきて!!」
『ぬうゥゥ……、ジャ○プだとォォ!!』
「そ、早くして!! 楽しみに待ってたんだから!!」
『ぬうゥ、誰が、ジャ○プなど買いに行くンじゃァーー!! ふざけるな!!
我輩はお前のパシリかァァーー……!!』
「あ、じゃあァ、お義父さん!!」
続けて勇者が声を掛けた。
『誰が、お義父さんじゃ!!
ふざけてるのかァ……!! お前も!!』
勇者に向かって怒鳴った。
「いえ、別に!! 俺もついでに缶ビールとポテチでも買ってきて下さいよ!!」
しかし勇者も軽くあしらった。
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