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♯8
『たとえ神が許そうとも、この魔王が決して許さん!!』
「うるさいわねェ……。勇者ジャスティンにボコボコにされないウチに、とっととジャンプ買ってきて、屋敷へ帰りなさいよ!!」
面倒くさそうにジルはアゴで命じた。
『ぬゥあにィィィ……!! 誰がボコボコにされるか!! 我が最強部隊の魔王親衛隊はどうしたァ〜……!!』
魔王はグルリと周辺を見回した。
「え、魔王親衛隊……?」
勇者も眉をひそめ聞き返した。
『ヌッハハハ……、聞いて驚け!!
見てビビれ!! 我が最強の親衛隊部隊に掛かれば、勇者などひとたまりもないのじゃァァァ〜ーー……!!』
高らかに笑ってみせた。
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