♯8

1/1
前へ
/17ページ
次へ

♯8

『たとえ神が許そうとも、この魔王が決して許さん!!』 「うるさいわねェ……。勇者ジャスティンにボコボコにされないウチに、とっととジャンプ買ってきて、屋敷へ帰りなさいよ!!」  面倒くさそうにジルはアゴで命じた。 『ぬゥあにィィィ……!! 誰がボコボコにされるか!! 我が最強部隊の魔王親衛隊はどうしたァ〜……!!』  魔王はグルリと周辺を見回した。 「え、魔王親衛隊……?」  勇者も眉をひそめ聞き返した。 『ヌッハハハ……、聞いて驚け!!  見てビビれ!! 我が最強の親衛隊部隊に掛かれば、勇者などひとたまりもないのじゃァァァ〜ーー……!!』  高らかに笑ってみせた。 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加