♯9

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♯9

『ヌッハハハ……!!』  魔王は高らかに笑ってみせた。 「えェ……、親衛隊ッて、さっきオレがボコボコにしたヤツのこと?!」  あっさりと勇者は聞き返した。 『な、な、なァッ、ボコボコにだとォ……』 「そうよ。ジャスティンは強いのよ!!  パパご自慢の親衛隊なんか、秒殺よ!!」 『ぬぬゥあァにィィィ……!! 秒殺だとォォ!! ウソをつけえェ〜ーー!!  我輩の屈強な親衛隊が、勇者ごときにヤラれるかァァァ!!』   「うるさいなァ……!! ウソじゃないわよ!! パパだってジャスティンがマジでやれば、瞬殺よ!!」 『ぬぬうゥ…、おのれェ……、瞬殺だとォォォォ……!!』   ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
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