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「大変申し訳ないが・・・本来なら大量の在庫も引き取っていただきたいところですが・・・」
親父が告げた。
「もう一度チャンスはいただけませんか？」
「これは、企業のトップとして判断させていただきました。」
「そんな・・・」
項垂れるがハッキリと親父が告げた。
「仕入れの個数も多いじゃないですか？」
そう一度の発注が多い。だから俺が告げると
「それは、ここの社員分を考えて決めさせてもらいました。」
「うちは一度には、入れ替えはしませんし・・・」
「あの、うちの上司にも相談させてください。お願いします」
何度も頭を下げるので『日を改めて、契約解除の手続きをさせていただく』と告げた。
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