クリスマス会

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優真が寝ると、仁さんが 「未来ちゃんは、何が欲しい?」 「うーん、わからない。仁さんは?」 「欲しいのかぁ・・・俺もわからない。 だってさぁ、手に入ったじゃん」 「えっ?」 「未来ちゃんと優真でしょ。それに・・・」 私のお腹を撫でた。 「でも、私も同じだな」 仁さんと優真、そして赤ちゃん。 「でしょ・・・だから、何も欲しい物がないんだよなぁ。 今は優真も赤ちゃんもスクスク成長して欲しいくらいだな」 だから、仕事で疲れてるだろうから、寝ようねってチュッと触れるだけのキスをすると横になった。 抱きしめてくれるそれだけで満足してしまう。
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