16人が本棚に入れています
本棚に追加
「お疲れ様でした。今月より、また業務が増えましたが、来年からも宜しくお願いします」
親父と一緒に頭を下げた。
「また、来年には、未来の産休出産で、皆さんにはご負担をかけると思いますが、宜しく頼みます」
今度は俺が告げると、部長が『おめでたいことじゃないですか。誰も負担には思いませんよ』と温かい言葉に俺も未来ちゃんも頭を下げた。
解散になり、皆が帰るので、俺達も帰るか。
「仁達も正月は実家か?」
「あぁ、叔父さん。あいだで、未来ちゃんの実家にも顔は出すけどな」
未来ちゃんの両親は、祖父母を連れて、30日から2日まで温泉に連れて行くらしいから、3日に泊まりに行くくらいだな。
ずっと優真を育てて貰ったお礼らしい。
今日の午後から俺達は俺の実家に泊まるんだ。
「帰るか。仁。」
「あぁ」
未来ちゃんと玲ちゃんと親父でマンションまで帰ると、禅君が迎えに来てて、玲ちゃんと別れた。
最初のコメントを投稿しよう!