秋の行楽🍁第五段 with つばさ

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2022/12/26㈪ お待たせいたしました。人呼んで(誰も呼んでいない)『汐埼母娘のキャッキャウフフな嵐山編』 最終回の始まり始まり―! お団子を食べて小腹が満たされた汐埼母娘。 イクスカフェを出て次に向かったのは、こちら。 【天龍寺(てんりゅうじ)】 34608219-ca62-4a57-9ffd-61d5dd6445fb 天龍寺は臨済宗の大本山(←本社的なやつ)です。 1339年、後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏によって創建されました。 開山(初代住職)は「夢窓礎石(むそうそせき)」。←教科書に載ってた! 夢窓礎石は禅僧でありながら、禅庭・枯山水の作庭家の一人だそうです。 天龍寺造営費用のために、元冦以来途絶えていた元との貿易を再開することにしたらしいですよ。へ~! そうして作られた天龍寺は、京都の禅寺を代表する「京都五山」のひとつに。しかもその中の「第一位」! ちなみに、その京都五山(および鎌倉五山)の上に置かれている別格の寺院は、「南禅寺(なんぜんじ)」だそうです。 南禅寺も素敵なところですよね~!(水路閣が有名) さて、天龍寺に戻ります。 夢窓礎石が作った天龍寺は後八回の大火に見舞われるも、明治期に再建し、国の史跡・特別名勝「第一号」に指定されました。 そして平成六年には「世界文化遺産」に登録✨ すごい! 今回の第一目的地は、前回の宝厳院(ほうごんいん)でした。 宝厳院は天龍寺の塔頭寺院でしたので、「近くにあるし行っとくかー」くらいで足を踏み入れたのですが、今となっては「行って良かった!」のひと言(笑) めちゃんこ広い! 見ごたえすげー! さすが京都五山! さすが世界文化遺産!!  あまりに広かったのでリーフレットにあった境内図を載せてみました。 第四弾のときの東福寺といい勝負かも✨ 2a3f3ddd-6564-4f2e-9c85-0694d60cadae 毎度のことなのですが、入り口で拝観料を払ったときにもらったリーフレットは撮影の邪魔になるので、速攻カバンにしまいます(笑) なので、どんな由来のところなのか、中になにがあるのか、などは全然知らずに見て回ります。 門をくぐってすぐから、きれいに紅葉したもみじが✨ 0fe054f2-64a2-49e2-af29-1a31cbe3556f 「庭園だけコース」と「本堂と庭園セット」で受け付け(入り口)も料金も違っていたのですが、せっかく来たので「本堂と庭園セット」を選ぶことに。 参拝受付の【庫裏(くり)】 c87d19f7-3288-4444-b860-bf1045c74114 入ってすぐのところに、めっちゃ大きい達磨図が! 大きさ比較のためにつばさに立ってもらいました(*´艸`*) c7e96de5-b4f4-4851-8cb7-8c029e5eb272 反射して映り込みがありますが、そこは気にしないでください(笑) 達磨大使は「禅宗の祖」と言われています。 庫裏を通って書院へ行きます。 書院には、めっちゃ広いお座敷が! 床の間には達磨図の掛け軸もありました。 7eb553e6-baac-4614-97eb-4405e79eb2e4 実際はこの写真と同じくらいの広さが、まだ後ろ(写真左側)にもありました。 書院から見た【曹源池(そうげんち)】 0486cb53-0242-4b02-87e5-6d308ec824b5 曹源池の説明はまたのちほど。 池を見ながら書院の奥へいくと、長い廊下がありました。 なんだかわくわく♪ c39f963a-ff0e-4b54-a561-987ba095cd91 廊下や橋がすきだという自分の性癖に気がついたのはここ一年くらいですね。橋に関しては、拙作『あい蜜』のおかげかな。 どこへたどり着くのかわからないところにわくわくするんですよ~♪ 廊下の横には『大堰川(おおいがわ)』が。 98122c98-48e8-4d16-a50a-f994f723c79e この川は前回の「宝厳院」にもつながっているそうです。 こんなに小さな小川があんなに大きな川(←渡月橋)に……。 ちなみに川もすきです♡(笑) 廊下の途中には「火灯窓(かとうまど)」もありました。花頭窓とも書きます。 7416137c-f4c6-44a1-b9d6-dd09a462b47c 丸窓もすきですが、火灯窓もすき♡ 格子の間に見える紅葉がよきです✨ ⇒つづく ※やたら長いので、続きはまた明日(12/27)☆ 久々に8:00と20:00に予約入れておきまーす!
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