秋の行楽🍁第五段 with つばさ

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2022/12/27㈫ 前回からのつづきです☆ 回廊を下の画像右手側から進んできました。 突き当りを曲がると階段が。その階段の上に鐘がありました。 お勤めの僧侶に時間を知らせるやつかなぁ🤔 fa62e3b9-fb16-47b3-93f2-4ab1bc8624a7 階段を上りきって振り返ってみたら、なんだか素敵な一枚が撮れました。 acb3c135-6977-404e-bbba-40156aead638 書院から繋がっていたこの回廊は、【多宝殿(たほうでん)】に繋がっていました。 多宝殿は後醍醐天皇の像が祀ってある祠堂です。 中央に後醍醐天皇の像、両側に歴代天皇のご位牌が祀られています。 中央に立って、「右→中央→左」の順に撮影しました。 a761d8b2-891b-4163-a358-27b120f8fbee 46d4998a-5a24-4d03-b529-ee2fc5749f57 7eca897c-cb7a-4d48-99a4-b8fddb002607 襖絵が美しいですよね。さすが天皇の像を祀っているお堂。 建物自体は中世の貴族邸宅を思わせる造りになっています。 襖絵も後醍醐天皇像もよかったのですが、ここで汐埼が一番食いついたのがこれ! dd0b9f28-a366-4f19-894a-8756df03e07a 蔀(しとみ)! 「蔀」とは、 平安時代から住宅や社寺建築において使われた、格子を取り付けた板戸。 上部に蝶番(ちょうつがい)をつけ、外または内側に水平に釣り上げて開ける[コトバンクより]ものです。 『今昔物語』で検非違使(けびいし)の男性が、この蔀を両脇に挟んで清水の舞台から下に舞い降りた、という話が教科書の古文にあったんですよね。 それを読んで以来、「清水寺」に行くたびにその話を思い出します。 なので「蔀」も例外ではなく(笑) あれを挟んだら清水の舞台から飛べるのかぁ(※飛べません)と思いながら見ていました(笑) そんな多宝殿を拝観したあとは、来た道を戻って、今度は【曹源池庭園】を見ます。 【曹源池(そうげんち)】 0c0607bc-2f46-4b2f-8161-ba7293d480f7 曹源池は池の周りを巡りながらお庭の景色を楽しむ池泉回遊式庭園で、嵐山などを取り込んだ借景式庭園でもあります。 汐埼はこの池泉回遊式庭園がすき♡ 水とか橋とかあるところがいいんですよねー✨(時々水鳥もいるし笑) ちなみに枯山水には「宇宙」を感じます! でも「宇宙」が謎すぎて(笑)まだその魅力を十分に味わえていない気がします。奥が深いってことですね。 もう少しうまく池に紅葉が映り込むように撮りたかったのですが、なにせ人が多くて(苦笑)。 池も広いからなかなか全体を画面に収めるのも難しかった💦 大方丈(だいほうじょう)の襖の「雲龍図」。 f692dc21-03ad-4392-a5c1-d02d8c2b41cf 雲龍図の襖はガラスで覆われていたのですが、そこに曹源池が映り込んでいるのが美しくてお気に入りです✨ 【大方丈(だいほうじょう)】 47751963-7035-4feb-adf0-10fd8ec27d9f こちらが表側です。曹源池はこの真裏に当たります。 正面側←ということは。 【勅使門(ちょくしもん)】があります。 3ad46477-cfd1-4a53-94fd-dc5be864a85d 皇室ゆかりの寺院ですので、勅使門があります。 ここで着目したいのは、門の両サイドの土塀です。 土塀にうっすらと横線が入っているのが見えますか? この線の数で格式を表すそうです。 ちなみに五本が最高で、皇族や摂家ゆかりの寺院に用いられています。 (※廃材のリサイクルでそうではない寺院にも使われていることがあるそうですwww) ⇒つづく (※本日夜8時更新)
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