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「お袋、俺達、ランチはいらない。
前に蓮見さんと入学式にランチしようって誘われてて、昨日連絡あったんだ」
って仁さんは言った。
「じゃあ、ゆっくり、今夜の支度が出来るからいってらっしゃい」
「私もさっき、知って・・・」
「蓮見君は、茜の同級なんだけどね。優真君と友達になれるわね。
だから気にしないで行っていいんだからね・・・未来ちゃん」
「はい。お義母さん」
気にしないように、そして優真の友達を大事にしてくれて・・・。
私は甘えてばかりだなぁ・・・。
「さぁ、そろそろ、行こう」
仁さんに頷き『いってきます』と告げた。
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