半月後

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ピンポーンピンポーン♪ なかなか出ないせいか、催促の如くインターフォンがしつこく鳴り出した。 ピンポーンピンポーンピンポーン♪ ダンダンダン!! 「陸!! あんた居ないの!?」 …と思っているうちに、母さんの殺人的な罵声が聞こえてきた。 『ほら、やっぱり。 お母さんの声、こっちにも聞こえてきたよ。 じゃあ頑張ってね、陸』 「あっ、ちょと待っ… もしもし、姉貴?」 まるでとばっちりを受けないよう、逃げるように早々と電話を切った姉貴。 頑張ってって! 今のコッチの状況… 「ゆ、由香! とりあえず早く服着て!」 「えっ 陸、誰が来ちゃったの?」 「いいから早くっ! オレも頑張って早く追い返すから!」 「えぇ?」 切れたケータイを布団の上に投げると、オレもその辺に脱ぎ捨てた服を急いで着る。 てゆーか、母さんだって来る時は来るって連絡しろよなっ 「ねぇ、陸? 一体誰が…」 いくら子どもを婿養子にって話であっても、オレと付き合って行く以上は避けて通れない。 オレの母さんは手強いぞ! お前も覚悟しろよ、由香? “デ キ ちゃ っ た !?” *おしまい* ※この陸のお姉さんの登場してるお話は、↓です。 シーンが交差してるので、もしよかったらドゾ(*^^*) 甘々オトナ描写を含みますので、レーティング有りです💦 b73dd670-c834-4d4d-826e-ec0c889e8269 https://estar.jp/novels/25875372
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