北浜玲と栗林禅

18/18
前へ
/34ページ
次へ
先輩は子供に会わさせて欲しいと頼んだ。 名乗らないって条件で・・・・ 少し会話すると帰って行った後もその場を離れなかった俺と先輩。 「禅、俺の独りよがりだったんだな。 付き合ってるなら当たり前だと思ってたが・・・ だから理由を知った彪雅は俺から距離を置いたんだな」 「先輩」 「だから君の彼女も俺に協力はなかったんだな。 真実が知れたが・・・俺は犯罪者だな」 先輩を送った時『禅の彼女にも謝っといてくれ』と言われた。 玲の家に行ったが『あら、禅君、友達の家に行ったのよ』とおばさんに連絡してみますと伝え家に戻った。 玲にも謝って、いつか彼女にも謝罪したいと告げた。 誤解が誤解を生んでたなんてな。 それからは先輩は何かにつけて影ながらプレゼントを渡してくるが俺からとして子供ちゃんに渡すようになった。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加