シューベルト:交響曲第8(9)番ハ長調「グレート」

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シューベルト:交響曲第8(9)番ハ長調「グレート」

協奏曲が続きまして、今回は交響曲です。 久しぶり全曲に耳を傾け、これは良い援軍になると思いました。 緩徐(テンポのゆっくりした)楽章などは……劇伴になりそう。 というか、劇伴がベートーヴェン・シューベルトに続くロマン派と同じ流れのなかにあるのだと思います。 シューベルトは生前、この作品の演奏を耳にすることかなわず。 1838年だったかな、死後10年を経て初演されました。 シューベルトのお兄さんをシューマンが訪問したときに楽譜見つけたこと。指揮者として活躍していたメンデルスゾーンに送ったこと。「これはすごい天国的に長い」と遠距離恋愛中のクララに宛てた手紙に書いたこと。 クラシック史上有名なエピソードとなりました。 なお「グレート」という名前は、もうひとつ規模の小さいハ長調の交響曲との区別のためでした。 D番号もありますが、今後もあったほうが良いでしょう。 シューベルトの交響曲の番号は何度か変更になり、今も混在しているから。また本当にグレートな音楽だから! シューベルト:交響曲交響曲第8(9)番 ハ長調「グレート」D944 ベーム指揮、ウィーンフィル https://www.youtube.com/watch?v=tq74Oy9Au9I ↓コメ欄からとべます。 ウィーン学友協会のライブですね。 演奏者は全員男性。長い間、女性は入れなかったんですよね。解禁になったの20年前ぐらいだったか。
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