裏社会用語

【半グレ】

《一緒にメシを食い、酒を飲み、女を抱かせる。コレが人をたらし込む時の基本。

ガキの頃は、喧嘩が強いだけでのしあがれるが、ストリートでは喧嘩がいくら強くても、頭が悪くて稼げないヤツは上にはいけない》

上パク……上層部である半グレやヤクザが、逮捕される事。
上がパクられると、これまでイケイケだった下の半グレが一気に勢いを失い、弱くなる。

自分名義のスマホ……リスク回避の為、基本「機内モード」にしている。

電話をかけた時……「電波の届かないとこ」→逮捕。
「お掛けになった電話番号」→飛んだ。

と、認識される。

シノギ……ヤクザとは違い、「仕事」「案件」と表現。

収益……ガールズバー、キャバクラ、客引き、スカウト、エステなど。

エステで集まった女の子は、風俗やAVに持っていくようにする。

ガールズバーでは「ぼったくり」も状態化しており、寝たお客の前に高い酒の空ビンを置いて、50万円請求。
後輩の後輩がそういう事をやっていて、トップがそれを把握していない例も。

テポドン……大阪ミナミで有名な半グレ。
あだ名の由来は、喧嘩がすさまじく人から「お前が怒ると、ミナミにテポドンが落ちる」と言われた事から。
水商売をやっており、そこでの従業員が増える度に「テポドン軍団が増えた！」と言われるようになる。

経営していた店舗は、バーとホルモン屋とキャバクラ。
知り合いが揉めていると聞き、応援に行ったりする事で「半グレ」として名が知られていく。
ぼったくりバーのキャッチで声がかかりそうになると、「この人には声をかけるな」と止められていた。

「無料案内所」の人から「街の治安維持の為に、無法を働く若い子を取り締まってくれ」とお願いされた事も。