【逮捕】

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【逮捕】

警察…… ・不自然に目を逸らすと職質 ・ガサ入れの時、目線が泳いだ先に物はある ・指名手配犯は、変装をしたり体型を変えても目は変わらない 警察は目を見る👁️ 持ち検……持ち物検査。 ガサ入れ……「捜索差押許可状(家宅捜索令状)」を持って、部屋へ。 「近所のモノです、少しお話が」と、インターホン越しに話しかける。 応答が無ければ、鍵を破壊し、ドアチェーンをねじ切って部屋へ。 まず1名の捜査官が、ベランダ側の窓に。 さらにもう1名は、流し台の前に。 窓から飛び降りる事や、包丁で自傷するのを防ぐ為。 月曜の朝……主に逮捕される曜日。 最近はそんな事はない。 起訴されて送検……留置場の独居房から、雑居房へと転居。 調べが終わると、接見禁止が解除される。 在所照会……警察からの所在確認。 留置場(警察署)……まずは身体検査。 慣れている人間は、留置場に行く前にバッグに本などを詰めて持っていく。 (※本は3冊までしか置けない) 暴れると、「ビデオ部隊」という、ビデオカメラを持った看守が来る。 暴れている場面を録画されたら、それを証拠に懲罰される。 朝はパンと牛乳。 昼は安っぽい赤い弁当、味噌汁。 冷えたご飯に、沢庵が載っている。 夜は昼より少しマシな弁当。 知り合いがいれば「どの弁当が美味しいか、どんな本が面白いか」といった情報を聞く事が出来る。 くすんだ匂いの毛布、殺風景な白い壁。 鍵の音で目を覚ますと、担当(警察官)の「起きろ! 布団をかたせ!」と高圧的な声。 新宿の留置場には、常に70人程がいる。 9時消灯。 入浴は5日に一度。時間は20分以内。 担当は「押送(おうそう)準備」で忙しい時がある。 1日1回、「運動」という名目で、運動場に出て煙草が吸える。 取り調べ……罪名が違っても、小便を「強制採尿」で取られる事がある。 ぺニスの先に管を通される。 調書……「巻かれる」と表現する。 出頭……「かかる」と表現。 警察からスマホに電話がかかってくる。 「20日持っていかれるなぁ」と思ったりする。 「パクらへんから」という言葉を信じて、警察署に行く時もある。 判決……主文が後回しにされると死刑。 執行猶予がつく場合は刑期を告げられた後、「ただし」とつく。
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