2021.01.04. 鬼の流行り物の話

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2021.01.04. 鬼の流行り物の話

さて、お正月ですし、思い付きのどうでもいい話でもしておきましょうか。 大人気の鬼滅の刃ですが、まだ漫画の一巻を読んだだけで、しかし人づてに聞いたことと、いわゆる少年ジャンプの定理から想像すれば、だいたいどんな設定とストーリーかはわかります。 (※後に全巻読みましたよ) 流行ると触れづらい、というのはわかりますが、しかし流行りを知っておくのも、これからの流行りを作ろうと画策するクリエイティブ・エンタメを目指す者には必要なことです。 何より、ゲーセン等でもよく見かける禰豆子がかわい過ぎるんですよね。 何ですか、あんな丸いピンクの目で竹なんか咥えちゃって、しかも時々鬼的な感じになって豹変するキャラまで備えちゃって。 ただちょっと気になるのは、その竹なんですよ。 あんなのずっと咥えてて、通りすがりの山中で野生の凶暴なパンダに出会ったら確実に襲われますよね。 その場合、いかに鬼になりかけとは言え禰豆子一人では対処できないんじゃないかなぁと心配になります。 パンダなんて実際は竹や笹以外にも昆虫やネズミとかも喰う白黒熊野郎ですからね。 となれば周囲の誰かしらが、「国際問題も辞さない呼吸」とか言ってパンダ滅の刃(パめつのやいば)を振るって倒すしかないわけですが、それでもなお問題は残ります。 いかに腐りにくい竹とは言え、さすがに毎日ずっと咥えていたら雑菌も繁殖して激臭を放ちそうです。 しかし禰豆子はほぼ鬼なので、「禰豆子ちゃん、めっちゃ臭いからその竹そろそろ変えましょか」などと竹を外そうものなら、いきなり牙をむいて襲いかかってくる可能性は否めません。 「やめなはれ、あんためっちゃ臭いんやで!」などと諭しても聞く耳を持ちません。 仕方無いので竹の中に消臭力などを満たしておくことにするのですが、今度はその薬品臭で禰豆子がゲーしてしまいます。 あんなにかわいいのに想像以上に連れて歩くのはなかなかに面倒臭そうです。 そしたらもう私にできることは、パンダの頭を被ってイノシシ頭の彼とすり替わり、いつの間にか主役の中に紛れ込みつつ、竹を狙ってるフリして実は禰豆子を見てる、みたいな、控えめなストーカーとして暮らすことぐらいしかありません。 上層部と結託して善逸君を早めに上弦と戦わせ重傷など負わせた上で、第一線から退かせておくことも必要でしょう。 いつか鬼滅の原作者とお知り合いになれたら、そういう話で書き直してくれないか交渉してみたいと思います。 あけましておめでとうごさいます今年もよろしくお願いします。 笑
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