2021.03.05. モーとか言っておけばどうにかの話

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2021.03.05. モーとか言っておけばどうにかの話

少し忙しいのと、ずっと書き続けてきて、これは一体誰が求めている何の価値がある物語なのかと、いったん冷静に考えたかったのとで、二月は全く書きませんでした。 しかし物書き依存症も著しい身、「世界の全てを知り考察し想像するのはひとえに新しい物語を生み出すための手段」としてきたため、そこで「物語を生み出す」という目的を失うと、世界の全てが遠ざかり意味を為さなくなりました。 知能知性の低下が手に取るように感じられたため、これはヤバいと、やはり何か書かねばとは思っておりますが、次に何を書くべきか決まりません。 私は、なんというか、基本的には売れたいんです、人気者になりたいんです(笑 「我はこの物語を記すために生まれてきた也、皆の衆、読め読め」などという使命感を帯びて自分主体で作品を書くというより、むしろ読み手主体で人に求められる話を書きたいんです。 しかし読み手様方という漠然とした総体が、何を求めているのか、ひいては何が売れるのかなど、いまいちよくわかりません。 これは早くも打つ手なしです( --)。o 仕方無いのでウシの話でもしておきます。 ウシは超売れっ子ですからね、便乗しておけば何か見えてくるものがあるかも知れませんし。 そうなの?(笑 ウシは草食動物とか言われますが、実際には自分の力で植物のセルロースを消化できません。 四つの胃に常在する細菌がその役目を担っており、ウシはその細菌たちが分解した糖類を吸収して生きています。 あげくには自分のために頑張ってくれている細菌そのものも消化吸収します。 なかなかの鬼畜です。 まぁその鬼畜を美味しく頂いておいて何が言えたものでもありませんが(笑 さらにウシの母乳である牛乳を、人間は何かと便利に用いて摂取してますが、母乳とは元々血液なわけで、ウシの血液を飲むなどチスイコウモリと大差無い気がします。 別の動物の母乳なんですよ。 人間の母乳ですら多少カニバリズミーな気分になるのに、ウシなんです。 近くで見るとけっこうでかくて怖い、あのウシですよ。 しかしそれでも人間の生活にウシ・牛乳は欠かせません、つまりは完全に支配されていますね。 やはり売れっ子になるというのはその域にまで達するということなのでしょう、私などまだまだ小物です。 小物なので妄コン「お掃除」には参加できませんでした。 売れっ子レースでウシにも勝てずお掃除されてしまう側の私は、急にそこに混ざることが恐ろしくなりました。 御参加の皆様には敬意を、入賞の方々には祝意を表します。 私は……そう、ウシを克服しなければこれ以上先には進めない気がしますね、わかりました、次はウシの話を書けばいいんですね。 ならばまずは「Beef:ウシから始める異世界生活」とかそんなのを書きますよ、モー。 うわぁ……(笑
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