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2021.03.15. アライグマは洗ってないの話
本日12:00より3月21日(日)まで、毎日12:00と18:00の二回更新、
「海と遭難とサメ肉と、UMAと旧友と地下室のサクラ」
https://estar.jp/novels/25731459
をリリースです( --)ノノ
2020年後半から思い付いては試し書きしている「天才女科学者による毒舌と奇行と逆セクハラを雑学とSFで誤魔化した話」である「遊佐木先生シリーズ」ですが、この作品の最終目標は「雑学系毒舌SF現代ファンタジーコメディ」の短編連作の長編でして、この話はそれに向けて設定やキャラを増やしたり加工したりして一話分を試作したものです。
以前リリースした「LOST UMA」
https://estar.jp/novels/25727952
の拡張版となっております。
完全版も既に仕上がっているのですが諸事情によりまだ公開できませんのでいったんこちらを( --)ノノ
……っていうかそんなことより、アライグマって実は何も洗ってないしクマですら無いんですよ。
また唐突に(笑
あの前足で洗っているような仕草は、主食であるザリガニや魚類などの水棲生物を捕える際に水中を物色しているだけであり、その動きがつい他の獲物を手にした時にも出てしまうから、ということです。
お馴染み生物分類で言うと、アライグマはネコ目イヌ亜目クマ下目イタチ上科アライグマ科アライグマ属で、いわゆるクマはクマ下目クマ上科クマ科に属します。
アライグマに関するあらゆる誤解の根源は、勿論あのラスカルです。
あいつは何もかも偽りの、なんならラスカルという名の全く別の生命体です。
実際のアライグマは人に懐くことも無く、むしろに遭遇すれば襲いかかってくることもあるような凶暴な雑食動物であり、さらに様々な病原体や寄生虫の温床でもあるため、これはほぼ巨大なドブネズミと認識して頂いて結構です。
見掛けても絶対に近付いてはいけません。
「ラスカルだ、おいでおいで」などと手でも出そうものなら、指とか喉笛とかを噛みちぎられたあげく、瀕死の痛みに苦しんでいる目の前で、肉片を前足で洗うようなあの仕草を見せつけられることになります、怖ーい。
そんなアライグマの話も一瞬だけ出てくる、
「マンション」
https://estar.jp/novels/25793362
この話から始まる、このマンションの色んな嫌な事件のことを、五~六本ぐらいの短編連作にしたら、どこかコンテストにも出せるんだろうな、なんて思いますが、ちょっとベタ過ぎる気もしますので長期保留とさせて頂きますよ( --)。o
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