2021.01.14. 人気者には三つの「ショク」があったりなかったりの話

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2021.01.14. 人気者には三つの「ショク」があったりなかったりの話

「神様、お願いします、賞を下さい」、と何人の方が言っていたかわかりませんが、「神様、お願い」入選の方々おめでとうございます、ご参加の皆様もお疲れ様でした( --)ノノ 不条理には不条理を、の論理と言いますかね、入選の方々は実力ですが、選ばれなかった方々は悪い神様が来たんだと思いますよ、そうに違いありません( --)゛ ご参加の方のうち、三割ぐらいはいつ受賞してもおかしくない実力を持っているのだと思います。 そこで選考側による、前回はシリアス系だったから今回はちょっとライトなものを、とかそういう匙加減的なものにも上手く乗っかれたものが残る、というのはあると思います。 何しろ数百から、時には千を超す参加作品から、実力的にはほぼ同じぐらいのものが三百ぐらい残って、そこから一つだけが大賞に選ばれるとなれば、ここにはやはり運もあるのでは無いでしょうか。 世の中、コンテスト的な選考、オーディションの連続です。 自分の知らない所でも自分は常に受かったり落ちたりしてるのです。 「今日の夜メシ誰呼ぶ?」とかそんなことでも自分が選ばれるかどうかの選考が日々行われています。 ここに選ばれる可能性を上げるには、美味いメシ屋を知っている、盛り上がる話ができる、おごってくれる、有名人とお友達など、自分の付加価値を増やし高める必要があります。 物書きにおいても、入れたら必ず通るわけではありませんが、可能性を高めることができる付加要素はあります。 自分の作品が付加要素によって濁ることに忌避感を覚えがちではありますが、取り入れた上で自分の世界に持って行けると創作の幅も広がりますよね。 付加要素には色々ありますが、例えば「食」「職」「色」の「三ショク」は一般的にけっこう有効だと思われます。 一部の公募では説明にも選評にも、「食は一定層に常に人気があります」「特殊な職業やみんなが知らない仕事の裏側などのネタをもっと下さい」とはっきり書かれておりましたし、「色」すなわち恋愛やえろーすは言わずもがなというやつです。 ただ面白い話、という以上に、より多くの読み手に人気が出て楽しんでもらえる話、というのは求められて然るべきですしね。 妄コンにおいても、毎回傾向が読みづらいコンテストではありますが、それでも通りやすさを上げることは可能だと思います。 かく言う私はここ何作か、通りやすさを下げる奇作が続いてしまっており、次はもっと美しい話を書こうと反省している所です(笑 どうですかね、だいたいそう言っていざ書いてみると全然違う話になるんですけど(笑
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