第1章

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第1章

 言ってはいけない言葉があるって事を、どうして言ってしまう前に気づけないんだろう。  おれは今まで何度口にした?  ずっと後悔し続けて、  それが償いみたいに、  何度も何度もあの日に戻れたらって、  陳腐な歌の歌詞みたいだけど、  それでも願わずにはいられない。  お願いだから、あの日のおれを止めてくれって。  お願いだから、ゴメンを言わせて…。
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