入籍

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【杉山竜side】 いつか偶然に会って、渡せるだろうと持ち歩いていた。 偶然、栗林を見かけ、声をかけた。 そしてよかったと思った。 彼は昔と変わらずオーラはスゲーな。 彼に勝てる器じゃねぇ・・・俺は。 そして彼と話して、やっと封筒を渡せた。 玲を守れるのは、俺でも仲間でもねぇな。 彼だけだろう。 ちゃんと話せて良かった。 プルルルル。 ≪よう、どうした?≫ 「大介、やっと、あの時の金を渡せた」 ≪玲ちゃんに、会えたのか?≫ 「いや、栗林」 ≪栗林禅にか?≫ 「あぁ」 ≪受け取ってくれ「まぁな。栗林のタイミングで渡すだろうよ。 2人は結婚するらしいから」≫
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