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貴也が学校に行った後の続き
母「ちょっとあなた」
父「……何だ」
母「本気であの子塾に行かせるつもり?」
父「……。」
母「……まだ小学生よ。」
父「今からだとあいつは…貴也は」
母「あの子は優しい子よあなたに似て。」
父「…俺は優しくなんか」
母「小さい頃の自分を貴也と重ねてるんでしょ?」
父「……!!」
母「あの子はあなたの息子よ同じ人間じゃないのよ」
父「…わかっている。」
母「だったらあの子に塾に行かせる事なんてしないでください!」
父「…わかっていると言ってるだろ!さっきも言った様に俺の顔に泥を塗らせるのか!」
母「……。」
父「………。」
何も話さず黙って家を出た。
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