エピソード壱

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貴「……ママ」 ママは…?ママはどこ? 辺りを見るが見当たらない。 「中にまだ残された人が居るみたいよ…。」 人集りの中からそう聞こえた。 貴「ママ!!」 燃えている家に向かっていたら 「貴也くん!!」 近所のお姉さんが名前を呼んだ 貴「離して!ママが!ママと赤ちゃんが!」 「行っちゃダメ!危ない!」 貴「ママ!ママ!」 そう叫んだその時 ドーン!!!!!!!!!!!!! 家から爆発が起きた。 「貴也いいお兄ちゃんになるのよ。」 貴「……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「貴也くん大丈夫?しっかりして!」 お姉さんの声も聞こえなくなり 意識を失った。
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