エピソード4 いつも通り……?

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 ──入学して半年。  私はクラスに上手く馴染めず、ホームルームまでの時間を部室で過ごすことが日課になっていた。  部室には本棚に収まりきれない星に関しての本。そして大きな天体望遠鏡。  少し古臭い匂いがするこの部屋に半年もいれば愛着が湧く。  私は椅子に座った。 『いつか消え去る星』  目に入った本の題名がそれだった。意味もなくその本を広げる。  星はエネルギーが溜まると爆発してしまう、そんな内容で少し難しい。  ──ハッとした時にはもう遅かった。
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