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無駄に真面目な俺は短い休憩を切り上げ、最後のフェーズに取りかかる。
両親の運命を変えた、あの嵐の夜とは異なり、窓の外はとても静かだから仕事もはかどりそうだ。
静寂に満ちた穏やかな夜に励まされるよう、俺は俺の仕事に没頭する。
この夜は大きな変革をもたらすハズだ、イカれたショボいキモヲタ親父にだけではなく、この閉ざされた空間しか知らない瘦せっぽちな俺にだけではなく。
今夜だけは神のよう、俺が全てをジャッジする。
明日はもう、どうにでもなれ・・・・・・安全パイも一応、打っておいてはいるが。
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